英語の勉強の初心者や学びなおしの方は必見!英会話を上達させる秘訣は中学英文法にあった

英語の勉強で初心者や学びなおしの方が失敗しがちなのは、英語学習の全体像を知らずに膨大な量の単語や文法項目に何から手を付けるべきか分からなくなるからではないでしょうか。

本記事では英会話を上達させることを優先して中学英語を使った学習メソッドを紹介していきます。

英語の勉強の初心者や学びなおしの方に教えたい”英会話をする為に必要なルール”

英会話というと一気に難易度が高くなるように感じる方がいますが、実はその構成はとってもシンプルで、実は英文の基本は5文型という型で成り立っているのです。

この5文型については別の機会に紹介しますが、この5文型の全てにおいての共通点は主語と動詞が必要だということです。

逆に言うと主語と動詞さえ並べれば最低限の「誰がどうする」という情報を伝えられるのです。

主語や動詞について少し詳しく説明してみる

主語と動詞がどのようなものかについては以下の通りです。

主語→人やもの、地名など

動詞→動作を示す言葉(歩くとか書くとか)

また、主語になる「人やもの、地名」を表す単語を「名詞」といいます。

そして、動詞には2種類あり、1つは「be動詞」、もう1つは「一般動詞」といいます。

動詞について更に細かく説明してみる

①be動詞はis、am、areの3つで、「~です、いる、ある」といった意味があります。

筆者は基本的にbe動詞は存在を表すと考えていますが、それ以外の使い方もあります。(とりあえず今はスルーしましょう)

②一般動詞はbe動詞以外の動詞のことをいいますが、歩く、見る、話す、食べる…このように動作を表す単語を一般動詞といいます。

名詞や動詞についてあれこれ説明しましたが、これらは細かく覚えておく必要はありません。

大事なことは、主語→動詞といったように「誰が」「どうする」を続けるというルールを意識して英会話をすることだけです。

英語の勉強で初心者の方や学びなおしの方に教えたい英会話で役立つ英文法のキホン

先程も出てきた「5文型」ですが、そのうち最もよく使われるのはSVOというスタイルで、動詞のうしろに動作の目的となる「何を」を続けます。

具体的に例を出してみましょう。

I studyと言ったとき、主語と動詞があって文が成立しているのですが、聞き手にとっては「何を?」が気になります。

そこで英語では「I study English.」といったように主語と動詞で「誰がどうする」を言った後に「何を」を続けて動作の目的を伝えるのです。

I read the book.

I ate a rice ball.

He likes that girl.

My mother cut her hair.

このように、「誰が」「どうする」「何を」の順番で単語を並べるだけです。

英語は結論を完結に言おうとする言語なので、まずはこの「誰が」「どうする」「何を」を意識して伝えるようにします。

英語の勉強で初心者の方や学びなおしの方に伝えたい!英会話でもう少し詳しく説明したいという時に役立つ英文法

まずは「誰が」「どうする」「何を」の順番に物事を伝えることに慣れてみると、実に様々なシーンでその文型が使われていることに気付くことができます。

その形に慣れてきたら、次は詳細を伝える方法が気になってくるのではないでしょうか。

例えば、「僕は英語を勉強する」と言ったあとに、場所や目的、時間、誰と、といった情報が言えればコミュニケーションはもっと盛り上がりますよね。

色々な文法ルールがある中、カンタンに使えるのが「前置詞」です。

前置詞には、inやon、of、before、afterといった単語がありますが、単語を知った分だけ表現ができるようになり詳細を伝えることができます。

I study English in my room.

I study English with friends.

I study English at night.

I study English for the exam.

このように同じ「私は英語を勉強します」でも、後ろに前置詞をつけるだけで表現がグッと深くなります。

まだある!英会話でもう少し詳しく説明したいという時に役立つ英文法

前置詞以外にも、もう少し詳細を伝えたいという時に意識したいものがあります。

それは日本語でいう「かわいい」だとか「白い」といったようなモノや人を詳しく説明する単語です。

また、「速く」や「ゆっくり」といったように動作を詳しく説明する単語もありますね。

英語だと「どれがモノや人を詳しく説明する単語なの?」と疑問を抱くこともあると思いますが、基本は日本語と同じで「cute girl」「white pen」といったようにモノや人の前につけることが多いです。

ちなみにこれを形容詞といいますが、言葉の意味を考えると子を表す(ことば)というのも納得できます。

なお、動作を説明する単語は副詞と呼ばれていますが、「slowly」や「quickly, fast」などの副詞は動詞の前後に付け加えることがよくあります。

英語の勉強の初心者や学びなおしの方に教えたい事実!子供は文法なんて知らずに言語を習得します

赤ちゃんは母国語を習得する際に、今説明したような文法は知らず、会話の中で習得しています。

このことから、直感的な言語習得にはと大量のインプットと慣れ、そしてマネが大切なのではないかと考えます。

親が赤ちゃんに話しかける時はゆっくり短い文が基本ですが、大人の英会話習得もまずはゆっくり短い文に慣れることが大事かと思います。

インプットし続けた後、いつかは必ずアウトプットする時期がやってきますが、幼児が覚えたての言葉を間違って言ったり意味を間違えて使うことは多々ありますよね。

なので、間違ってもOKという寛大な気持ちで英語学習には向き合うべきです。

私たち大人が英語学習を効率よくする場合、まずは「誰が」「どうする」「何を」の語順と、前置詞、形容詞、副詞あたりを意識してみるとちょっとだけ話せるようになります。

今日もお読みいただきありがとうございました。