英語で話せるようになりたい方や、TOEIC・英検などのリスニング対策をしたい方へおすすめのYouTubeチャンネルを紹介します。
案内する方法は、おうち英語・バイリンガル子育てをしている親にとっても英語力を上げるために役立ちます。
1日1時間で英語耳を急激に成長させられるノウハウを読んで、理想のリスニング力を手に入れましょう。
英語のリスニング教材としてYouTubeで使えるチャンネル3選
英語のリスニング教材としておすすめできるYouTubeチャンネルを紹介していきます。
YouTubeの字幕表示機能を使いながら、どれか1つを選んでやってみましょう。
まずチャンネル紹介の前に英語のリスニング教材としてYouTubeを使う際の学習法について説明していきます。
YouTubeを教材として使い学ぶ英語のリスニング学習法
具体的には、以下のようなステップでリスニングをしていきましょう。
- ノーマルスピードで字幕をつけて聞いていく
- 再生速度を0.75にして聞いていく
- 字幕なしのノーマルスピードで聞いていく
より詳細を書いていきます。
ノーマルスピードで字幕をつけて聞いていく
聞いていく際、字幕を見ながら知らない単語を調べていきましょう。
調べた内容はノートにまとめることで、少しずつですがネイティブがリアルに使う単語のリストができていきます。
あまり時間はかけずにシンプルな作業にしましょう。
ここであまり時間をかけると継続できなくなります。
字幕なしで再生速度を0.75にして聞いていく
単語を調べた状態で再生速度を少しゆっくりにして再生していきましょう。
聞き取れなかったところは何度も再生して聞いていきます。
聞き取れたらマネをするようにすると、発音のイメージがわいて聞き取りもしやすくなります。
どうしても聞き取れない時は字幕を確認してください。
字幕なしのノーマルスピードで聞いていく
最後は字幕なしでノーマルスピードの動画を見ていきましょう。
何度も練習したところでそれでも聞き取れないところはノートを確認したり字幕を見たりして確認するとよいです。
1日1動画を1時間でと上限を決めて毎日することで耳を慣らしていくことをおすすめします。
最初のうちは100%聞き取れるようになる必要はありません。
1時間を丁寧に、トレーニングを毎日繰り返すことで確実にリスニング力は身についていきます。
それではおすすめのYouTubeチャンネルをご紹介していきます。
楽しみながら簡単な日常英会話を学べるSesame Street
何も考えずにただ垂れ流し状態にしていても1年聴き続ければかなりリスニング力が身に付くのが幼児向けの動画です。
その中でも、筆者がおすすめしたいのがSesame Streetです。
おすすめは「Short」と書かれている動画で2~3分程度のものですが、字幕を見ながら学習していくことで着実に力がついていきます。
キャラクターが出てくるのも楽しめる要素ですが、それ以外にも「song」というカテゴリーではBruno MarsやAsher、Pharrell William、Ed Sheeranなど有名アーティストが出てくるものもあるので毎日飽きずに学習できます。
筆者はバイリンガル子育て歴3年ですが、その期間でイギリスアニメの「Peppa Pig」を見続けてきました。
無計画でただただ見ていただけでも1年でかなりリスニング力が身に付いたので、字幕を見ながら知らない英単語や表現を調べてノートに書き写すという作業を取り入れるだけでも効果は絶大です。
余談ですがイギリスアニメはアクセントがアメリカのものとは異なるため、Britishアクセントを意識したい人はイギリスアニメを普段から見るようにするといいですよ。
ネイティブのナチュラルな会話をリスニングできるようになりたいならJubileeのMiddle Groundシリーズ
JubileeのMiddle Groundシリーズの動画はシーズン5まであり、毎回何かテーマについて議論しあいます。
こちらのチャンネルの良いところは、専門的な単語などではなく日常的に使われる単語が使われている点です。
一般の方が自身の考えを発言しているので、ネイティブのリアルな英語を体験できます。
そして、1人1人がはっきりと話すので聞き取りやすく、字幕の自動生成もエラーが少ないというメリットがあります。
理系学問を徹底してリスニングできるようになるKhan Academy
大学生や留学希望者、海外勤務したいエンジニアなどにおすすめしたいのがKhan Academyのチャンネルです。
簡単な算数の内容でも、英語で説明しようとすると難しいですよね。
こちらの動画を見ながらリスニング強化すれば、そのような数学的な説明にも慣れることができます。
5分程度の動画でリスニングしていきますが、学生の頃に一度学んでいる内容なので「何となく分かる」と感じられるのが継続しやすい理由だと考えられます。
Khan Academyはスマホのアプリもあって、子供用アプリもあるので、そちらで子供と一緒にリスニングをしていくのも良いでしょう。
英語のリスニング教材としてTEDを使う時の落とし穴
他のブログやwebサイトではTEDをおすすめしているものもあります。
しかし、この記事ではTEDをあまりおすすめしません。
理由は以下の通りです。
- プレゼンテーションなので会話を想定していない
- 専門家による専門用語を使った発言
- 再生時間が長い
それぞれについて説明していきます。
プレゼンテーションなので会話を想定していない
まず、TOEIC・英検でもリスニングのパートにはやりとりが含まれていますよね。
やりとりの含まれている動画であれば「発話→応対」が成立していて応対の例も聞くことができますが、TEDは基本的にプレゼンテーションなので人とのやりとりが少ないという特徴があります。
英会話できるようになりたいという人にとってプレゼンテーションをリスニングすることは適していないということは安易に分かるのではないでしょうか。
専門家による専門用語を使った発言
さらにTEDはエキスパートによる講話なので、専門用語もたくさん出てきます。
難しい英単語や知識が出てくるとすぐに理解できなくなり思考停止してしまいますよね。
TEDはどちらかというと専門家の講話を聴き知識を深めるようなチャンネルだと言えます。
英語圏の大学で普段から授業を受けているような人向けだと筆者は思います。
再生時間が長い
1時間みっちり学習するとして、動画の時間が10分を超えるものはあまりおすすめできません。
繰り返し見直す際に回数が減ってしまうからです。
10分だとしたら、6回しか見直しできませんよね。
日常的な単語や表現がメインの動画であればまだしも、専門的な用語や知識が出てくる動画であれば再生時間の長いものは難易度が更に高くなります。
おうち英語に役立つYouTubeチャンネルとYouTube利用の注意点
最後に、子供向けの英語リスニング教材になるYouTube動画と、おうち英語実践中の有名ユーチューバーさんの紹介をしているページをご紹介します。
YouTube動画による学習はメリットもありますが、デメリットもあります。
YouTube利用の注意点も上リンクから見ることができるので、ぜひご覧ください。
幼児向けですが、侮ってはいけません。
筆者はリンク先の動画を1年以上見て確実にリスニング力が伸びたのですから。
この記事で紹介した内容が、あなたのリスニング学習に少しでも役立てばと思います。