ワールドワイドキッズを利用して1年が経過しました。
これまでのおうち英語・バイリンガル子育ての成果についてレポートしたいと思います。
この記事を読めば、これから子供や赤ちゃんに英語を習わせたいママパパで、幼児英語教材の購入を悩んでいる方に役立つ情報を得ることができます。
ワールドワイドキッズ離れをした使用11~12ヶ月目
実は私事ですが、第二子が誕生して新生活に追われていました。
それまでワールドワイドキッズで順調に英語のアウトプット量を増やしてきていたのですが、ここにきて大きな壁が立ちはだかります。
それは赤ちゃんとの新生活で、ママの実家へ家族みんなで2ヶ月ほど帰省したことで発生しました。
これまでのDVDやCD、英語の絵本、エデュトイをいつでも自由に使える環境から離れ、日本語しか話さない祖父母のもとへ行くことで、英語離れを起こしてしまったのです。
もちろん、主として英語を話していたパパも義理の父母の前で娘とだけ英会話コミュニケーションを取るわけにはいかず、日本語を使うことが多くなりました。
そして、次第に英語で話しかけても日本語でしか答えてくれないという状態へと状況が悪化していくのです。
なるべくDVDを見せるようにはしていましたが、圧倒的に英語を使わなくなりました。
そして、更に追い打ちをかけるように娘がこのようなことを言うようになってしまったのです。
「英語で話さないで!」
これまで2年と半年以上もバイリンガル子育てを頑張ってきたママパパの努力が水の泡になったと感じた瞬間でした。
そして、第二子が生まれる前後にはまだ見ていないDVDも3本ほどありましたが、計画的にそれらのDVDを見せることもできず、すべてが狂ったように思えました。
この体験から分かることは、英語の環境を一度失ってしまうと一気に母国語の波に連れ去られてしまうということです。
ワールドワイドキッズで鍛えたリスニングスキルは落ちていない
悲観しつつも、あきらめずに英語で話しかけてみました。
例えば、「please stand up and take a bath with papa, OK?」のように言うと「分かった」といったように答えます。
このことから、どうやら耳で英語をキャッチできていて、理解することは可能だということは分かりました。
まったくの無駄にはなっていなかったので、ホッとしましたね。
1年もの間、ワールドワイドキッズで英語を聞かせ続けてきた甲斐がありました。
おうち英語をしていて、ある程度こどもの英語力が育ってきても途中で話す環境が激減するリスクはあると体験から分かりました。
これは筆者の家だけではありません。
幼稚園や保育園に通いだせば自然と膨大な日本語に触れるようになるので、その時点で英語を話さなくなる可能性はあります。
友達と違うという事実から、英語を話したくないと拒否することだって考えられるのです。
とにかく、どのような問題が発生しても、これまでに育ててきた英語力を失わせるわけにはいきません。
そこで、今後のワールドワイドキッズの活用法について考えてみました。
13ヶ月目のワールドワイドキッズ活用法
現在考えているのは、第二子のおうち英語をスタートさせることで1人目の子供が英語にもう一度触れることができる機会をつくるということです。
そして、第二子へ教える役目を与えることで、1人目の子供がアウトプットできる環境を作ることを考えています。
そのためにも、これまで一緒に覚えた歌を再確認しながらママパパも歌詞やメロディーを総復習します。
第二子の場合、0歳の時点でワールドワイドキッズを使っています。
これは、1人目の時よりも1年以上はやいスタートです。
0歳からやっても大丈夫なのか、と思う方もいるかもしれませんが1人目の時のおうち英語経験からも筆者は0歳ではじめるべきだと考えます。
その理由を次に説明します。
ワールドワイドキッズをやって良かったと思う点
ワールドワイドキッズをやってよかったと思う点は次のとおりです。
- 英語の簡単な表現を反復練習できた
- アプリゲームで外出先でも英語学習が可能
- 1年以上おうち英語を継続できた
- 英語で子供と会話できるようになった
- 親の英語力もレベルアップした
- 英語教育についての知識がついた
少し考えただけでもこれだけのメリットがありました。
それぞれを簡単に説明していきます。
英語の簡単な表現を反復練習できた
教材はDVDとCD、絵本やエデュトイなどを使って表現や単語を繰り返し学習することができます。
反復練習で何度も何度も耳にすることで効率よく定着させられることを身をもって知ることができました。
アプリゲームで外出先でも英語学習が可能
出先ではなかなか英語に触れさせてあげることができないと思っていましたが、アプリゲームのおかげで遊びながら英語に触れることができました。
しかも、教材の学習内容とリンクしているので、遊びやすく使い勝手も良かったですね。
1年以上おうち英語を継続できた
もし、教材がなく親がDVDや絵本、YouTubeなどを使っておうち英語をしていたとしたら、継続して1年もバイリンガル子育てを続けることはできなかったでしょう。
2ヶ月に1回ステージを上げていき、DVDを開封していたのですが、目標とやるべきことがハッキリしていたので飽きずに楽しいながら学習できました。
英語で子供と会話できるようになった
「Do you want to play with a slide?」
「Yes, I want!」
といったような会話ができるようになりました。
普通に生活してたら母国語以外の言語でコミュニケーションを取るなんてことはないですよね。
親の英語力もレベルアップした
毎日、DVDやCDを流すことで明らかにママパパのリスニングスキルも高くなりました。
知らない単語も「多分こんな意味」といったように分かるようになり、夫婦で意味を教えあったり考えたりということが日常になったので、それもまたワールドワイドキッズをやっていてよかったと思う点です。
英語教育についての知識がついた
おうち英語は長期戦になるので、途中誰もが「このやり方であっているのかな」と不安になると思います。
その都度、あれこれ考えたりバイリンガル教育の本を読んだり、インターネットで調べたりしてきたので、英語教育について少しずつ知識が身についたと感じています。
2020年から小学校3年生から英語の活動をするようになりますが、私たち大人の世代は中学~高校の6年間しか英語をしていません。
ワールドワイドキッズをやって英語に毎日触れることで英語教育を考えたり向き合ったりすることができたことは本当に幸せなことです。
ワールドワイドキッズでは足りないと思った点
もちろん、ワールドワイドキッズを使っておうち英語をやっていくうえで物足りないと感じたところもあります。
- あいさつなど簡単な英語が多い
- 語彙数(6,000語)でも不足感がある
- アウトプット環境を作るのが難しい
しかし、物足りないからトータルで不満だというわけではありません。
物足りないと思えたのは、1年間で親子そろって英語をインプットする日々を過ごし、英語が少しずつ身に付いたからだといえます。
急にレベルの高い英語(例えば数学や物理のような学問に必要なレベル)なんかをやっていたら誰でも挫折するはずです。
そのように考えると、適したレベルで学習出来たことには大いに価値があったと考えられます。
今後のおうち英語をどうするか
今後は、おうち英語のリベンジを考えています。
筆者の家庭で起こった英語離れはどの家庭でも起こりうることです。
出産で帰省したり、子供との関わりの時間が減ったりすれば英語学習どころではありません。
幼稚園や保育園に通いだせば、そこもまた問題になります。
日本にいる以上は母国語である日本語を習得する必要があるわけで、日本語のインプット量が英語のインプット量を圧倒的な速さで超えていく日がいつかやってきます。
今後は、その大きな難題をどのように乗り越えられるのかを模索しながら、おうち英語の先輩としてこれからおうち英語をはじめるママパパのために情報発信をしていきたいと思います。