オンライン英会話の子供向けのブログを参考にしてはいけない理由

オンライン英会話の子供向けを実践しているブログは全てを参考にすべきではありません。

なぜなら、オンライン英会話を有効活用できていない可能性があるからです。

もし、本当に子供が英語を話せるようになることを望んでいるなら本記事を読むことで本当に大切にすべきポイントを知ることができます。

英語と教育学を大学院まで学び、2年半以上のバイリンガル教育・おうち英語を実践中の筆者が子供向けのオンライン英会話を始める際に欠かせない重要な視点を紹介します。

オンライン英会話の子供向けのブログは本当に参考になる?

オンライン英会話の子供向けを解説しているブログを見る時に必要な視点があります。

具体的にどのようなものなのかというと、明確なビジョンがあってオンライン英会話をさせているかどうかという点です。

「英語が話せない親がバイリンガル教育に挑戦しました 」

というタイトルを見ると

「私にもできそう」

とあなたは思うかもしれません。

もちろん、思っていいし、挑戦すべきです。

しかし、教育的視点がない人の実践歴を見るだけでは物足りないと思うはずです。

なぜならば、「バイリンガル教育に失敗したらと考えだすと子供の将来がどうなるか不安になる」からです。

なので、オンライン英会話はただただ始めるのではなく、ちゃんとゴールを見定めて逆向き設計で何をどうできるようになるかを考えてからサービスを利用すべきなのです。

なのに、安いからいいとか移動時間がないからいいとかって表面的なメリットだけに踊らされてしまいがちになります。

それは良くないですよ。

子供のためにもオンライン英会話に何を求めるべきかを改めて再確認していきましょう。

オンライン英会話でフィリピン人と何を話すの?

挨拶してその後は何を話すのでしょうか。

例えば好きなこととか絵本の読み聞かせしてもらって感想言ったりとかでしょう。

それは確かにコミュニケーションの機会を手に入れているし英語にも触れているので悪いことではないです。

でも、英語を学ばせた先にあなたは子供にどうなって欲しいですか?

筆者の場合は以下のようになってほしいです。

  • 英語を使って算数や化学を勉強して思考力を鍛えたい
  • プログラミングを英語で学んで最先端の情報を得てほしい
  • 海外で生活したり論文発表したり、プレゼンしてほしい
  • 日本の魅力や文化を細かに発信して日本の良さに改めて触れてほしい

これ、オンライン英会話を続けててできるようになるでしょうか。

目的を明確化して、ちゃんとそれが達成できるかどうかを見据える必要があると思いませんか。

オンライン英会話はやめた人に共通点がある

ただ何となくオンライン英会話をしていたらそりゃやめたくなりますよ。

ゴールがなければ途中で状況確認もできないわけです。

ただ何となくやって、そして安いと思って手を出したフィリピン人とのオンライン英会話は微妙な訛りが気になる。

そうなってしまうとやめてしまうでしょうね。

ちなみに少し脱線しますが、フィリピン人との会話が主流のオンライン英会話が悪いかというとそうではありません。

世界の英語を話す人の数は15億人だと言われていますが、そのうちネイティブはたったの3.8億人というデータがあります。

※参考サイト:The English Club/2019.06.12/世界の英語人口15億|日本も急増中!英語を習得すべき8つの理由

つまり、ネイティブでない英語話者はたくさんいるので、その人たちの文化やクセ、特徴を知ることは意味があるし価値があることだと言えます。

正しい英語でなければならない理由はありません。

言語は歴史上、表現や文法は変化しているし、生き物みたいなものです。

そして、それぞれの国の特徴が混じってしまうことは避けられない事実ですし、そのクセのある英語が市場で飛び交うことは当たり前なのです。

オンライン英語でネイティブじゃなくてもOKな理由

英語の本質はコミュニケーションのツールです。

筆者が大学で英語を学んだ時、言語学者や方言学者の先生方によく言われていた言葉があります。

それは

「言葉は手段で、本質的に重視すべきものは中身(人間性)だよ」

ということでした。

クセがすごい!なんてところに注視するよりも相手の訴求している内容に集中できるべきです。

オンライン英会話の子供向けで成果を出したいなら、そこじゃねぇ!

クセがすごい!→そこじゃねぇ。

これは芸人の千鳥さんです。

どうでもいいですね、すみません。

言いたいことは以下の通りです。

フィリピン人だろうがネイティブだろうがお好みでOKなのです。

それよりも大事なのは教育の質なんですね。

先ほども提示した筆者が我が子にどうなって欲しいかというゴールを再提示します。

  • 英語を使って算数や化学を勉強して思考力を鍛えたい
  • プログラミングを英語で学んで最先端の情報を得てほしい
  • 海外で生活したり論文発表したり、プレゼンしてほしい
  • 日本の魅力や文化を細かに発信して日本の良さに改めて触れてほしい

これを達成できるに値する子供向けのオンライン英会話教室を選ぶべきなんだという話です。

オンライン英会話の値段ももちろん気になる!

しかし、予算オーバーになることもあります。

日頃の食費や体験にかけるお金とか、保険とか本当にあれこれありますよね。

だから、毎月の習い事費用は少しでも抑えたいって思うのは当たり前なんです。

だからオンライン英会話の最安値のところを探したりします。

コスパ最高!ってところを探して試したくなります。

分かります。

でも習い事は子供への投資なんですよね。

投資額の大小よりも、はじめに考えるのは投資効果や投資目的です。

これがしっかりできていないって方は少なくないです。

当たり前ですけどね。

だって、教育を勉強してきたわけではないし、英語に触れ続けてきたわけでもないですから。

投資効果や目的を考えて、予算がオーバーしていたら妥協するか別のところの負担を減らしてこちらに回すなんてことをすればいいんです。

習い事の平均的な予算額は1万2,000~3,000円だそうです。

普通に考えて高いですよね。

オンライン英会話を始めようと思って15,000円くらいが必要になるとしたら、月々3,000円くらいを平均額にプラスしなければなりません。

月15,000円が固定して支出されるってすごくきついですよね。

でも、何度も筆者が見せているようなビジョン。

もう一度掲載しますが、以下のようなものです。

  • 英語を使って算数や化学を勉強して思考力を鍛えたい
  • プログラミングを英語で学んで最先端の情報を得てほしい
  • 海外で生活したり論文発表したり、プレゼンしてほしい
  • 日本の魅力や文化を細かに発信して日本の良さに改めて触れてほしい

こういう目的がはっきりとあるなら、1年間だけやってみようと挑戦してみるべきだと思います。

やらなければ本当に先は見えないですが、挑戦してみればその結果から次にどうすればいいかが見えてきます。

ましてや、自分のことではなく自分の子供のことです。

挑戦しない理由はないはずです。

人生100年なんて言葉が出てきて、老後問題や終身雇用制度の崩壊なんて不安要素が世の中に溢れています。

税金も上がって10%になって、これからしばらくはあげないつもりだなんて政府は言っていますが、政党が変わったり情勢が変われば意見も簡単にねじ曲がります。

挑戦しないことは停滞ではなく後退だって言葉を本で見たことがあります。

移り変わりの早い現代社会で、挑戦しないことはリスクなんですね。

筆者も子育てと自分の人生を全力で頑張ります。

あなたが子育てをするために、今回の視点が少しでも役立ったら嬉しいなと思います。

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